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Freemindの基本事項

詳細は FreeMind 使おう会 や付属のマニュアルを参照してください。

Freemindのファイル形式

Freemindで作成される .mm ファイルをテキストエディタで開いて見ると分りますが 中身は XML形式のファイルです。リッチテキストフォーマットで書かれている部分は HTML形式と成っています。

注意しないといけないのは、 Freemindでの属性等はXMLノードの属性としてではなくXMLの子ノードとして作られている点です。 アイコンも子ノードとして定義されます。 また、リッチテキストの場合、Freemindのノードの内容もXMLの子ノードとして定義されます。 この点がちょっと混乱しやすい所です。

中身がXMLで扱えると言う事を理解すれば、後は好きに料理することが可能となります。 Ruby等で .mm ファイルを新規に作る事も可能です。

Freemindのリマインダー(予定日を通知する)機能

あまり紹介されていない機能として、Freemindのリマインダー機能が有ります。 ノードを選択した状態で「ツール」「カレンダーを開く」でリマインダー(予定日)を設定できます。 ( この機能はコントロールTで呼び出すことも出来ます。 )

リマインダー(予定日)を設定すると設定したノードに時計アイコンが付きます。 そして、リマインド(予定)の期日を過ぎると時計アイコンとベルアイコンの交互点滅に変わります。 設定したノードから上のルートノードまでは時計アイコンと旗アイコンが交互に点滅するように成ります。

これを利用すると簡単なスケジュール確認機能として使えます。

「ツール」「スケジュールリストを開く」でリマインドの一覧を見ることも出来ます。

Freemindのフィルタ機能

Feemindには属性やアイコン等を設定することが出来、それらを使ってフィルタリングして 表示することが出来ます。 この機能を使って、Freemindのマインドマップをデータベース的に使用する事が可能です。 ノード内のテキストでフィルタリングする事も出来ます。 フィルタリング規則は複数を組み合わせて指定することも出来ますので 多少込み入ったフィルタリングをさせることも可能です。

FreemindがXMLファイルを作る事を考慮すると、XMLデータベースの入力ツールとして 見ることも出来、スクリプト言語で読んで利用する事も簡単に出来ます。

Freemindのgroovy スクリプト

FreemindではgroovyというJava系のスクリプト言語が使えます。 Java系と言ってもRubyと同じような仕様で、Javaのような厳格な型指定無しで使えます。 ただ、あまり上手く動いてくれない事が有るのと、スクリプトの修正や実行、デバッグが 貧弱で使いづらい状況です。

属性として入れた値を積算して、親のノードに入れるような事は付属のヘルプを読むと 書けるようになります。→「バージョン0.9.0の新機能」「Scripting Support」

groovyのスクリプト環境がもう少し使いやすくなったら、groovyだけで色々とやれると 思うのですが、今のところ外付けでRubyで操作した方が楽に実装できます。




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