改定 12/06/16
Ver. 1.0
この取扱説明書はリナックス(ubuntu) にPloneというコンテンツ・マネージメント・システム(CMS)をインストールした仮想マシンの取扱い方法について説明したものです。
このシステムではubuntuのデスクトップ版を使用しています。classicmenu-indicatorをインストール済みですのでインディケータ上のubuntuアイコンからプログラムが起動できます。
仮想マシンの基本的な使い方は「仮想マシンの使い方」を参照してください。
ploneの仮想マシンは有料配布です。
ダウンロードは自由に行なえますが、ダウンロードしたファイルを解凍するにはパスワードが必要です。パスワードは事前に購入しておいて下さい。
仮想マシンはsshで接続可能な設定となっていますのでsshでリモートログインして操作することも可能です。
仮想マシン上のゲストOSのネットワーク設定はDHCPと成っています。その為、起動時に自動的にIPアドレスを受け取って起動します。
下記のページから仮想マシンをダウンロードして下さい。
ファイル名は下記の形式です。
plone_日付_VMware4_ubuntu.exe
ここで、日付の部分には年月日を表す数値が入ります。
ダウンロードしたファイルは自己解凍の実行モジュールです。実行すると自己解凍して仮想マシンのイメージファイルが展開されます。
ファイルはWindowsの実行モジュールですのでWindows上で実行してください。
実行時にパスワードを聞かれますので購入したパスワードを入力してください。
展開されたファイルを実際に動作させたい環境へコピーして下さい。
1. VMware Player を起動します。
2. 「仮想マシンを開く」をクリックし、上記で展開した場所を指定して仮想マシンを開きます。
3. 「仮想マシン設定の編集」をクリックします。
4. 「ハードウェア」タブの「メモリー」をクリックし、ご自身のマシン環境に合わせてメモリーのサイズを調整します。512MB以上は必要です。
5. 「ネットワーク」の設定は「ブリッジ」と成っています。
1. VMware Player を起動します。
2. 「仮想マシンを開く」をクリックし、上記で展開した場所を指定して仮想マシンを開きます。
3. 「仮想マシン設定の編集」をクリックします。
4. 「ハードウェア」タブの「メモリー」をクリックし、ご自身のマシン環境に合わせてメモリーのサイズを調整します。その他の設定は変更しないで下さい。
5. 「仮想マシンの再生」をクリックして仮想マシンを起動します。
ログイン用のユーザー名は 'user01'です。ただし、ログイン画面上には'vm user'と表示されます。
パスワードの初期値は'pw4user01;'と成っています。起動したら直ぐに変更する事をお勧めします。
Ploneはシステム起動時に自動的に起動されるように設定されています。
起動
sudo /etc/init.d/plone start
停止
sudo /etc/init.d/plone stop
状態確認
sudo /etc/init.d/plone status
以下の操作は仮想マシンにログインして行ないます。
画面上部のタイトルバー右側の「上下矢印アイコン」「接続情報」とクリックします。
IPv4のIPアドレスが仮想マシンのIPアドレスです。
ネットマスク、ゲートウェイ、DNSサーバーの値は記録しておいて下さい。固定IPアドレス設定時に使用します。
初期設定はDHCPと成っていますが固定IPアドレスに変更してご利用下さい。
DHCPのままだとIPアドレスが変わる度にPloneサーバーのIPアドレスを確認して設定しなおす必要があります。
1. 仮想マシンにログインします。
2. 画面上部のタイトルバー右側の「上下矢印アイコン」「接続を編集する」とクリックします。
3. 「有線」タブの「Wired connection1」を選択し、「編集」をクリックします。
4. 「IPv4」タブをクリックし、「DHCP」を「手動」にします。
5. 「追加」ボタンでIPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイを設定します。
ネットマスクとゲートウェイの値は、IPアドレスの確認で表示されている値を使用します。
会社等の場合、IPアドレスは管理者から割り当ててもらったものをご利用ください。
勝手にIPアドレスを使用した場合、ネットワークの混乱を引き起こす場合があります。
6. DNSサーバーの値を設定します。
DNSサーバーの値は、IPアドレスの確認で表示されている値を使用します。
7. 「保存」をクリックして保存します。
以下にこの章での説明のための仮定の値を定義します。利用時は仮定された値を実際の値に変更してご利用ください。
リモートのPloneサーバーのIPアドレスを192.168.0.130 と仮定します。
ブラウザのアドレスバーにPloneサーバーのアドレスとポートを指定してせつぞくします。
https://192.168.0.130:8080/
使用ポートは8080ですので注意して下さい。
展開した仮想マシンフォルダー以下全てをコピーしてバックアップしてください。
ログインしていると更新の案内が表示されます。必要に応じて更新してください。